鉄道模型マニアの塗り分け
鉄道模型のマニアとなれば、塗装の塗り分けを覚えるといいでしょう。これが出来るようになるとより鉄道模型が楽しめるようになります。列車や風景などすべての物には日の当たり方や風化、汚れの付き方などさまざまな理由で色が異なるようになっていきます。これを塗り分けて表現できるようになると、まさにマニアの域に達したと考えてもいいでしょう。
鉄道模型のほとんどは組み上げた段階では、単色の場合がほとんどですから、いかにリアルさを出していくのかというのは、この塗装に全てが託されていることになります。リアルさを追求する上で特に大切になるのが影と汚れの表現です。これが出来るようになるとリアルさがより増してきます。場合によっては本物よりも本物らしいものが出来たりもします。
本物以上に美しいものが出来るようになると、これはマニアにとってはたまらない喜びとなるでしょう。そのためには、影の部分を丹念に塗りつぶしていったり、汚れを至る所につけていくなど地道な作業が必要となりますが、出来たときの喜びをイメージしながらすると、その地道な作業も苦にならなくなります。マニアになればなるほどその作業が楽しくてたまらなくなるでしょう。