鉄道模型マニアが行う手入れ
鉄道模型に魅了された方は、自分の好きな車両を購入して様々な楽しみ方をしています。観賞用でクリアケースに収納して眺めるだけであったり、レールの上を走行させたり人によって色々です。中にはジオラマを作り街並みや山間部を表現して、本物さながらに走らせる楽しみ方もあります。
鉄道模型と言っても、走行距離が多くなるに連れてライトがチラチラしたり、走行がギクシャクしたりで様々な不具合も増えてきます。トラブルで一番多いのが、レールと車輪の汚れで支障が出る事です。バッテリーパックよりレールに電流が流れ、車輪に伝わりモーターを回転させる仕組みです。要するにレールと車輪が電気の接点なので、汚れていれば電流の妨げになり不具合が生じます。
鉄道模型マニアはそのポイントをしっかりと押さえており、手入れも入念に行います。洗浄には専用のレールクリーニング液が発売され綺麗に汚れを取る事が可能です。消毒用のアルコールや塗料薄め液も使用できますが、プラスチック車体を傷める恐れがあるので知識のない方には、お勧めできません。レールや車輪の手入れには綿棒にクリーナーをしみ込ませ行います。どちらも根気がいる作業ですが、その分効果は大きいです。